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大学時代の舞台で感じた「人への影響力」。良い影響を与える人事として上を目指し続ける。

新井 春菜 

株式会社マニフェスト 営業

会社概要

2008年に創業した株式会社マニフェストは「セールスを通して最大の顧客満足を提供する」をミッションとし、「エージェント」(営業代行、販売代理店)、「アウトソーシング」(人材派遣、業務委託)、「コストコントロール」(バックオフィス業務)、「アシスタント」(テレマーケティング)、「プロモーション」(イベント業務運営)、「インバウンド」(外資企業との提携業務、インバウンド向けサービス企画立案)を行っています。

業務内容

―業務内容を教えてください。

新井:
主に営業という立場ですがBPO業務をメインに、昨年から人事・採用も担当しています。弊社には現在人事部が無いので、採用時の会社説明などを時期柄行っています。

―もともとは営業だったとのことですが、人事部に異動されたのはなぜですか?

新井:
異動というよりは、全社員が営業担当ですし、人事をやりたいと入社時より希望していたことを汲んでもらい、営業業務と採用関係の業務を同時に関わらせてもらっているイメージです。入社した当初から、教育に関わっていたいという希望があり、その関係で人事の業務に携わらせていただいています。今後はその比重を重くしていくのが目標ですね。

―営業7割・人事3割というような働き方が出来るということですね。

新井:
そうですね。入社して2日目に、現在の東京のTOPである川崎(上司)に「こうやっていきたい」「こうあるべきだと思うんだ」ということを泣きながら訴えたことをずっと覚えていらっしゃって(笑)。その時に、人事だけをやっていくとなった場合の自身の販管費やビジネスモデルを説明され、実際にそれ「だけ」でその売り上げを作っていくことは難しいと言われました。会社はもちろん組織なので、売り上げの部分などを考慮するということが大前提として、実際働く中で、なぜ難しいと言われたのか、その意味を身に染みて感じています。が、入社して2日目の新卒の話を真剣に時間を使って聞いてもらい、あまつさえそれを覚えていていただき、実際に携わらせてもらっているという点では感謝しています。
これからどうしていくかは自分の頑張り次第だとも思っているので、そこが楽しみでもありますね。

―自分次第でいくらでも環境は変えていけるけれども、責任が伴ってくるということですよね。

新井:
そうですね。我々は無形商材なので、その人がどういう人で、持っているスキルはどんなものなのか、などが商材になってきます。それを売り出して「私だったらこう出来ますよ」もしくは「弊社社員の中でこんなことを出来る社員がいますよ」と営業します。自分の魅せ方を大事にしているところもあるので、そういった意味で裁量権を与えられてはいますが、一方で成長していかないといけないプレッシャーもあります。

入社時に感じた壁

―新入社員にも裁量権があり、周りからの期待など大変だったんじゃないですか。

新井:
大変でしたが丸投げされるものではなく、もちろん助言はもらえて、1個聞いたことに対して、10個返事が返ってくる形ですね(笑)。自分からアウトプットすればそれ以上のものが返ってきて、ブラッシュアップしていく感じです。入社説明時に、「会社のキャリアプランはこうだけれども、新井さんの働き方はこれに無理に当てはめなくてもいい。ただ、会社としてのキャリアアップを目指すならこういうことをやってもらうよ」とその比重であったりを言われていて。「上がっていくにつれ、時間の自由度は増すけれども、自分の裁量による責任、プレッシャーが伴ってくるうえで出来るか」というのも併せて言われましたね。自分のやる気を見せれば、その分任せてもらえます。しかし、弊社の考え方の一つでもありますが、有言実行当たり前、無言実行も行うとしています。入社して同期が約10人程度いましたが、結局残ったのは半分以下くらいです。同期が辞めていったのはもちろんその時はしんどかったですが、その人なりの幸せがあるので。

―ということは、「言われたことだけをやっていればいい」という方はミスマッチに感じますよね。

新井:
そうですね。難しいところですが、入社して半年ほど経って周りが見えるようになってきて、ここから一人前として頑張っていこうね、ということで任されていく仕事が多くなるのかなと思うんです。やってみないと分からないじゃないですか、会社って。

―入社当時、どんな期待を持って入社しましたか?やりたいことと、やるべきことのギャップはどう折り合いをつけましたか?

新井:
入社当時、しっかり説明を受けていたので、実際にギャップは感じなかったんですよ。「あなたがやりたいことは分かったけど、1年目でやるのは相当辛いよ。とにかく最初の1年間は社会人に慣れよう。」と説明されました。自分がこの会社にいる意味って何だろう、とか会社に貢献出来ていないな、としばらくはすごく悩みましたが、私が会社に求める部分が業務内容には無かったので、折り合いをつけていた感じですね。

大学時代に学んだこと

―どのような経緯で就活をはじめたのですか?

新井:
私は大学で舞台を学んでいたのですが、4年間は好きなことをやらせてもらいました。しかし、我々の代からカリキュラムが4年生まで詰まっていることに加え、クリスマス時期に行われる卒業公演=卒業論文なので、大学4年の12月まで通常授業と稽古で、朝一に登校して終電で帰れない毎日でした。就活の時は少し稽古を抜けていましたが、メインで舞台管理をして引っ張っていく立場にいたので、時間的にも物理的にも就活との並行は無理でした。なので本格的に就活を始められたのは、卒業公演後だったんですよ。大学には奨学金を使って行っていたので、返済していく為にも、安定した収入のある正社員の就職を希望しました。しかし時期的に説明会も無く、1日に何社もまわる忙しい生活をする中で、唯一他社と違うなと思ったのが、質問した時に寄り添って話してくれた今の会社でした。

就活時に感じた焦り

―就活が後ろ倒しになってしまった時、どんな気持ちでしたか?また、その感情とどう向き合っていましたか?

新井:
奨学金を返済する為に、どうにかしなくちゃいけない、とにかく働かなきゃ!稼がなきゃ!みたいな変な焦りがありました。その中でも、安定して長く勤めたい気持ちがあったので、頑張って探したというところですかね。入社して、人生の中で過去最高に本当にボロボロになったら辞めよう、と決めていました。就活生はみんなそうだと思うんですが、当時は焦りと不安でナイーブでしたね。ただ、会社が決まれば、ひとまずお金の面で安定が待っているので、耐えるしかなかったし、焦りがあるのは当たり前だと思っていました。私だけじゃない、と慰めててた感じですね。ただ今年で決まらなければ、もう一年この苦しみを味わなければいけないのか、と思って本当にとにかく頑張りました。

―舞台を学んでいた新井さんがなぜ人事に興味を持ったのですか?

新井:
舞台で公演をしている時、同じ人が同じ照明で同じタイミングで同じセリフを言っているのに、お客様の反応が公演ごとに全然違うんですよ。今日はここで笑いが取れたとか、狙っていないところで笑いが出たとか。人に何か想いを投げかけて自分にそれが跳ね返ってくる。人に影響を与えられることの素晴らしさを経験しました。普段、誰もが無意識にやっているそのことを意識するようになったのが大学の4年間でした。それは生活する上でのコミュニケーションに繋がり、果ては営業のスキルに繋がっていくわけです。そこを突きつめることが出来れば、どこでもやっていけるなと思っています。どの業種にしても、人と話す中ですごく良い人だなって思ってもらえたり、逆に嫌な人には自分のスキルで印象が操作出来る。そういうスキルも学びたいし、私は良い影響を与える側になりたかったので、教育や人事を希望していました。

将来のビジョン

―将来の展望を教えてください。

新井:
我々世代が引っ張っていく立場なので、営業や取り組んでいる人事としてのスキルアップ、そこを会社と上手くリンクさせて常に上を目指したいです。また、人格者としてかっこいい女性でありたいという理想があるので、その為の成長は続けていきたいです。

―人として色々な意味で影響力を与える存在でありたい、というビジョンがあるように感じました。過去の演劇と将来のビジョンがリンクしているのでしょうか?

新井:
ドラマを見ていて感動するように、日常的に何かに影響される経験があって、それを意識的にやっている人達がいるという凄さに感動して、演劇の世界に入ったんですね。自分が舞台に立つ経験を通して、自分の話を熱心に聞いてくれているのか、私の言葉で心を動かされたのかどうかって分かるんですよ。でも実際に自分が届けることが出来る範囲って、凄く狭い範囲なんだなと感じて、私はサポートや裏方にまわりたいと思いました。まずはそのステップアップの為に、身近なところから響かせられるようにしよう、と。
自分の思っていることに、心をこめて話すというところは、成熟させていきたいです。それは人間としての成長だと感じています。

―目に見えないもののコントロールを演劇から学び、人への影響力を構築していく。そして、視野を広げて自分自身の成長に繋げていきたい、という強い思いを新井さんから感じ取りました。また、就活の開始時期が遅くても信念を持って行えば、ありのままの自分を受け入れてくれる会社に出会えるんだと分かりました。新井さんのさらなる成長に期待が膨らみます!

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