出会うべき人と出会う就職情報メディア

なぜ長期インターンを社会に広げていきたいのか、その社会的使命に迫る

こんにちは。株式会社ワールドリードでインターンとして働いている上野と言います。私たちは長期インターンを軸とした学生向けメディア『Growth Career』のリニューアルに向けて人材を積極的に募集しています。このメディア事業はコンサルタント事業と併せて株式会社ワールドリードの二本柱となっています。そこで本日は弊社が推進しようとしている長期インターンについて僕の1年の体験を踏まえながら改めて考察したいと思います。堅い文章になってはしまいますが、このストーリーを通じて、読者の方の長期インターンへの理解が深まることになれば幸いです。またこの記事を通じて、社会的使命に共感していただけた方は是非ウチに来て、一緒に働きましょう!

①インターンが流行りだした背景

インターンって元々欧米の文化ですよね。アメリカには元々新卒一括採用という文化はなく、通年採用で即戦力が求められています。そのため、アメリカでは就職する前にインターンという形で経験を積んでいないと、採用されるのは難しいわけです。だから学生時代からインターンをしているし、不十分だと感じる人は卒業後もインターンしているんですね。アメリカの学生にとってインターンは必須です。インターンはスキルを磨くためのものであるため、基本的にインターンと言ったら長期のものを指しています。

一方日本では面接や試験などで良いと判断した基本的に実務経験のない学生を一括採用しているわけです。こうした採用では、企業と学生はお互い自分を良く見せ合うことになりがちです。いざ働いてみてどちらかに不満が出てしまえば、ミスマッチという形になってしまいます。実際今の日本は新卒入社後3年以内の離職率は3割となっています。

それは問題だということで登場したのが、現在はかなり普及している短期インターンです。外資系企業などの早期採用に優秀な人材が流れてしまうことに対応したいというのも理由の1つではあります。

話を戻すと、短期インターンでは学生に簡単な実務を経験してもらうことで、企業は学生の素質を判断できるし、学生は入社後の想像がつきやすくなり、ミスマッチが減るだろうということで、ミスマッチによる離職を防ごうとしているわけです。しかし短期インターンは長くても3日程度までのものが多く、企業と学生が互いを知るのに十分かと言われると、疑問符がつく。そうして長期インターンに白羽の矢が立ちました。

長期インターンによって、長い期間をかけて企業と学生が互いを知ることでミスマッチを減らそうというわけです。ただもちろんそれぞれの企業や学生によって長期インターンを導入する目的は違うわけですが、社会全体に長期インターンを広げようとしている人たちの目標の1つにミスマッチ解消があるわけです。

②長期インターンの社会におけるメリット

長期インターンによってミスマッチ解消を図っていると述べましたが、現状は長期インターン先を就職先と考えている学生は少ないし、実際に就職する学生は多くないでしょう。それではミスマッチの解消につながらないかと言われるとそうではありません。

まず学生は「業界」を理解することができます。ですから社風や企業独自の文化などによって起こるミスマッチはありうるわけですが、ある業界の業務内容や雰囲気が思っていたのと違っていたということは防げるわけです。企業説明会は企業の良い部分しか説明されないとしても、他の機会に企業を訪問したり、社員に会ってみたりすることで社風や企業独自の文化はある程度感じ取れる部分もありますから、長期インターン以外の手段を併用することでカバーもできます。

また企業は、長期インターンによってスキルのある学生を採用できるわけです。ですから育成コストは削減できますし、思ったよりも伸びなかったなんてことも防げます。

こう考えると長期インターンは社会に良い影響を与えることが分かります。また長期インターンがさらに浸透していくとどうなるでしょうか。長期インターンをしていない学生はスキルがない学生として採用されにくくなってきますから、より長期インターンが浸透していきます。そうなると採用の段階で、学生がある程度育成された状態になっており、業界について理解も深まっているでしょう。また長期インターンを通じた口コミなどの評価が形成されていくことによって、社風や企業独自の文化も可視化されることになります。こうしてミスマッチがなくなっていくと、効率的でそれぞれの個性が活かされる社会となっていくことでしょう。

また、長期インターンをしている企業はベンチャーが多いです。長期インターン先にいわゆる「大手」の企業という選択肢が増えていけば、未だ大手志向が強い日本において、長期インターンで活躍すれば就職にもつながるというモチベーションが学生にプラスされることになります。ただ大手志向というのはベンチャーに対する食わず嫌い的な側面もありますから、ベンチャーでの長期インターンを経てポジティブな印象を与えることができれば、ベンチャーでの就職という選択肢も学生の候補となりますし、長期インターン先で就職するということも十分に考えられます。

③長期インターンにおける学生と企業のメリット

今まで社会全体として長期インターンが浸透するとなぜ良いのかについて考えてきましたが、被るところもありますが、ここでは学生と企業の長期インターンによるメリットを考えていきたいと思います。

まず学生は仕事観や一般的なビジネススキル・マナー、人脈を得ることができます。ここでいう仕事観は、自分は仕事において何を重視するのか、何に喜びを感じるのかといったものです。それらはどんな仕事であっても役に立つもので、これだけでも長期インターンに価値はあります。

また特定の業界や企業に対する理解を深めることによって、就職先を選択するときの参考になります。仮に長期インターン先の業界が思っていたのと違ったとしても無駄になるということはありません。長期インターンをしていなかったとしたら、その業界や企業に入って、時間を無駄にした可能性があるのですから、それはそれでメリットなのです。さらに実際に仕事をすることで、自分のこだわりや先入観は間違っていたと気づくこともあります。そしてメリット全体を通じて、自分のキャリアが描けるようになります。

企業において長期インターンは社会貢献という側面があるのは事実ですが、メリットがないわけではありません。まず長期インターンを通じて採用することができれば、個性やスキルを把握しているので、採用後の不確定要素が少なくなります。また所属していた長期インターン生が採用できなかったとしても、社会全体に長期インターンが浸透していけば、長期インターンによって成長している学生を採用することができるわけです。また長期インターンをしている学生は成長意欲があり、仕事を熱心に取り組んでくれることが多いです。他にも会社に活気が出ることや若者視点や学生視点の意見を取り入れられることなどのメリットもあります。

④まとめ

長期インターンについて様々な側面から、普及するとどんな良いことがあるのかについて述べてきました。ただ負の側面がないかというとそういうわけではありません。企業が安い労働力としてインターン生を買い叩くという事例もあります。また長期インターンは元々欧米の文化ですが、それを日本にそのまま持ってきても成功しないでしょう。①でも述べたようにアメリカは通年採用なのに対し、日本は新卒一括採用ですし、アメリカにはない終身雇用もあります。こうした文化は今批判されることも多いですが、日本全体の文化に即しているところもあるでしょうし、もちろん良いこともたくさんあります。ですから安易にアメリカのようにすべきだと言うべきではないでしょう。

ただ日本はそうした文化のなかで、学生は就職間近になって初めて将来について考え始めることが多くなってしまっています。これでは学生も満足のいくキャリアを送れない可能性が高いですし、企業も育成コストが高くなる上、せっかく育成したのに辞められてしまう可能性もあります。この状況は学生にとっても企業にとっても良くありません。

その状況を改善する有力な手段として長期インターンがあると我々は考えています。現在、在学中に長期インターンの経験がある学生は3%と言われています。この数字は多いと言えないでしょう。長期インターンが社会に浸透しているとは言えません。②において長期インターンが浸透することによって効率的でそれぞれの個性が活かされる社会となっていくと述べましたが、個性の最大化は株式会社ワールドリードが会社として掲げる使命でもあります。ですから学生にも企業にも押し付けにならない形かつ日本に合った形で長期インターンを推進していきたいと考えているわけです。繰り返しにはなりますが、こうした使命に共感いただけた方は是非ウチで一緒に働きましょう!インターン生、社員共に募集中です。

この記事を書いた人
SNSでフォローする