出会うべき人と出会う就職情報メディア

自分に向いてる仕事なんてないんだから、考えるな、とりあえずやれ

経歴

 林 亮太

 1987年生まれ、埼玉県出身

 大学卒業後人材系ベンチャー企業で3年間修行を積む

 その後フリーランスを経て、現在、セルプロモート株式会社代表取締役

 

事業内容

主にIT業界をメインに、企業の人手不足解消のサポートを行う。

他にもエンジニアのキャリアサポートやオフィス環境の改善事業、e-sports事業を行うなど事業内容は多岐に渡る。

成功の仕方がわからなかった

―はじめに、起業したきっかけをお聞かせください。

林 : 成功したかった。でも成功の仕方がわからなかったんです。とりあえずお金が欲しかったんですが高校の成績は悪くて。高校の三者面談で次は赤点を取らないでと言われました。でも赤点を取ろうが、お金持ちにはなれると思っていました。サラリーマンの給料を調べて、大体生涯年収は2億。サラリーマンは40年くらい月から金まで捧げて、その対価として2億稼ぐのか…嫌だな、と思って。 金持ちっていうのはそれを半分の時間で稼ぐか同じ時間で倍稼ぐ。 いろいろな企業を調べたけど、結局どの会社でもサラリーマンはコスパが悪いと分かったんです。大手にも受かったんですが、全国から優秀な人が集まってくるその企業の中では、下の方になると思って仕方なく起業しようと思いました。

―成功するためにどうすればいいのか考え、たどり着いたのが起業だったのですね。 今主な事業とされているのがSE派遣だと伺いました。その内容を簡単に教えてください。

林 : エンジニアが足りていない企業様からお仕事をいただいて、自社のエンジニアがお手伝いしに行くパターンと、フリーランスの方に振るパターンがあります。

―エンジニアのための会社でありたいとのことですが、エンジニアの自己実現のために意識していることは何かありますか?

林 : 言いたいことを言う。成長している人っていい仲間や上司に恵まれているんです。ダメなところをダメと言ってもらえたり、良いフィードバックをもらったりしている。 成長してない人は周りの人に何も言ってもらってない。相手のためを思って自分はあえて言ってあげようと思っています。 そうすると相手も悔しいのか、自分に言い返すようになってきてお互いに成長できるんです。

  ―お互いにとって成長できる関係性なのですね。では、どうしてキャリア支援がお好きなのですか?昔から他の人の幸せにフォーカスされていたのですか?

林 : 自分が幸せじゃなければ人を幸せにできないと気が付いたからです。昔は自分に余裕がなかった。 自分の状況に満足してようやく他人の幸せを考えるようになりました。結果他人を助けて気持ちも良かったんです。 

―自分の状態に満足したというのは、具体的にどういったことですか?

林 : サラリーマンを三年間やったんです。プライベートの携帯は捨てていて、週末まで電源が入っておらず、仕事のことを朝から晩まで考えていました。なぜそうなれたかというと、学生時代、誘いを断らないと決めていたんです。飲み会も仕事の誘いも犯罪になること以外なんでもやった。大学の時に全部やり切ったので仕事以外のことに未練がなくなりました。

―どうして誘いを断らないと決めたのですか?

林 : 若者に多い悩みで、自分もそうだったのですが、選べるじゃないですか、将来。どの業界にするのか、営業になるのかエンジニアになるのか、選択肢が多すぎて一生アクセル踏まない状況になるのではないかと思ったんです。 でも、いろいろやって、遠回りしたおかげで自分に向いている仕事などないと気がつきました。目の前に来た仕事がご縁だと思ってやる。成功するまで一生遊ばなくてもいいやと思いました。10代に未練がないし悔いもない。当時4時間以上は寝ないと決めていたし、ベッドだと寝すぎるのでソファで寝ていました。 

―その原動力はどこから来るのですか?

林 : 頭は人より悪いけど、体力はあったんです。でも、自分の強み弱みはわかっているべきで、すごくやりたいことがないなら誘われたことをやった方が良い。興味はあったけどやらなかったことが、気がついたらやれない状況になってしまっているんです。自分はそういうタイプでした。だから、自分ではやりたいことをやらないで誘われたことをやる決断をしました。

人って自分が好きなことを勝手にやってる

―学生時代は、どんな方だったのですか?

林 : 優しくて、面白くて、おおらかで、スポーツできて、完璧でした(笑) 。でも、リーダーシップはなかったし、今も別にまとめてはいません。昔から、ダメだなーという人でした。さっきのは嘘です(笑)。本当は自分の周りに仕方ないなぁと人が集まってくれていたんです。周りに恵まれていました。ダメ人間の自分の周りにあつまってくれた人に恩返ししたいと言う気持ちがあります。 

―そうなんですね。大学生の時、何か力を注いでいたものはありますか?

林 : サークルを立ち上げたりしましたね。人って自分が好きなことを勝手にやっているんです。一度起業もしました。

―すでに起業の経験をされていたのですね。ちなみに、どんな事業だったのですか?

林 : 自動車の免許合宿のサービスです。空き時間に現地でアルバイトをして無料で免許合宿を受けたり、ポイント制で食事等ができたりするというもの。 四年生から半年くらいの間やりました。 営業が得意で、それを生かしていました。2人でやっていたんですが、最終的にはうまくいかなくなって、どこかに一度就職して修行してこようということになりました。僕は小さめのベンチャーでガチガチに働きたいと思い、100名規模のベンチャーを探し始めました。

―そこで3年間働かれたのですね。採用試験の際に、3年以内に起業すると宣言されたと聞きました。

林 : それは就活のアピールのつもりでした。一度失敗しているからわかるんですけど、3年で起業するのはとても大変なんです。だからそれができる、1年目に同期で一位になって、3年目で部長、みたいな3年で辞めちゃうけど優秀ですよというアピールでした。

―具体的なその企業を選んだ理由はなにかありましたか?エンジニア関連の企業だからですか?

林 : そういうわけではなかったです。就職エージェントへ行って、三年で起業したいから勉強になるところを紹介してくれと頼みました。製造業では起業ができるイメージはわかず、無形商材を扱う会社でパソコンとケータイがあればできますみたいなやつがいいとエージェントには伝えました。100人以下で、手本となる社長の存在が近くて、人材・営業・IT系で、尚且つ起業している人が在籍しているところがよかった。

ドラゴン桜にちょっと憧れて

―今までの人生の中でターニングポイントはありましたか?

林 : 大学受験、12個も落ちたんです。それで地元のタイル屋さんで8ヶ月働いていたんですが、こっちは粉塵まみれなのに大学に通っている友人はキラキラしていて。なんでこんなにも差ができてしまったのだろうと考えました。その友人からも、大学に行った方が良いよと勧められて、その時地元である恩師に出会い、その人のおかげで大学に受かりました。

―恩師はどんな方だったのですか?

林 : 路面に面した小さな教室の先生です。いざ通ってみると小学生の塾で(笑)。先生は受験に年齢は関係ないと言っていました。そこで1日12時間勉強を続けて、4ヶ月間も同じ教科書を読み込んでいたので内容も全部覚えちゃって。仕事もやめて、友達とも縁を切って勉強に集中しました。自分は他人より誘惑に弱いから。あと、ドラゴン桜にちょっと憧れていたので(笑)。

―最後に、今進路を考えている学生たちにメッセージやアドバイスをお願いします

林 : 向いていることとかないから考えない方がいい。とりあえずやれ。目の前に来た飯を全力で食え。会社を辞めた時にめちゃくちゃ選択肢が広がったんです。考えてもダメなものは考えないで、たまたま目の前のことを頑張ってそれを誰かが評価してくれて、やりたいものを与えられた時に全力で食いつけば良いと思います。

―インタビューは以上になります。力強いメッセージ、ありがとうございました。

この記事を書いた人
SNSでフォローする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です